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「玄関開けたら2分でごはん」

このフレーズが有名になるほど、忙しい私たちの強力な味方としての王座を他のどんなキッチン用品にも譲らない電子レンジ。これさえあれば、どんなに忙しくてもどんなにものぐさであろうとも、とりあえず食べることに困る事態にはならないでしょう。

関連グッズもたくさんの種類が販売されていて、今や電子レンジは食材を温めるだけでなく、魚が焼ける・から揚げが作れる・パスタが茹でられるなど、ちょっと前だったら考えられないような調理器具としての使い方ができるようにもなりました。

きっとアナタにも、お気に入りのグッズを使ったオリジナルの電子レンジ調理法があると思いますが、今回は原点に立ち返って電子レンジの基本動作「冷たいものを温める」ために効率がよく時短できる使い方を3つご紹介したいと思います。

まず1つ目は、高低差をつけて時短するという点。

高機能型電子レンジならともかく、誰でも持っている電子レンジは通常、回転皿が1枚あるだけのシンプルな作りですよね。今でこそ大きく広く使えるようになりましたが、それでも1段のものがほとんどです。

ここに温めたい食材が入ったお皿が2つあるとします。2つ並べてレンジに入れるには回転皿の大きさが足りずに不安定。結局1つずつ温めなければいけない…こういうことはよくありますね。

そんな時は、片方のお皿の下に割り箸を2本置き回転皿から離し、その隣には耐熱性のコップや容器を置き、その上にもう一つのお皿を置いて2段にして一度に温めてしまいましょう!回転皿は丸いので面積が狭く、お皿を置けるスペースが限られます。でも、高さをつけて上の空間を利用すれば、スペースが広がりますよね。

また電子レンジの特性上、庫内の下の方ほど電磁波が伝わりにくく温まるのが遅いため、下の段のお皿にも高さをつけてあげることで早く温めることができるんです。

朝の忙しい時間のお弁当作りも、一人暮らしの夕食のおかずにも。一度で温められるこの方法なら、時短とともにエコに貢献もできちゃいますね。

そして2つ目は、温めムラをなくす並べ方の工夫です。

お皿の端っこは触れないほど熱くなっているのに、食材の真ん中は冷たいまま。これも電子レンジあるあるの一つではないでしょうか。何度も何度も温めなおして、最終的には温めすぎて固くなってる、なんていう失敗もよくある話です。

電子レンジはご存知の通り、電磁波を出してそれを壁に反射させることで食材の水分を発熱させ温めます。回転皿も電磁波をいろんな場所に当てるための工夫なのですが、どうしても中心部分には波が当たりにくいんです。

先ほどもお話ししたように割り箸などで高さをつけ、下からの反射を利用のも一つの手段ですが、熱が通りにくい食材や冷凍のものなどは特に、レンジの中心部を避けて食材を並べるのもいいですね。形を変えられる食材であれば、ドーナツ状に並べてチンするのが一番早く温まります。

この特性を利用して、逆にあまり温めたくない食材は電子レンジの真ん中に置くとよい、ということになります。並べ方や置き方で、熱の伝わり方が大きく変わってくるのが電子レンジなんですね。

最後の3つ目は、熱や電磁波による乾燥を防ぐ工夫。

パンやピザ、ケーキなどのお菓子類。こういうものを電子レンジで温めすぎるとカチカチになってしまうのは、電磁波を当てられ発熱した水分が蒸発してしまうからなんですね。水分を保ったまま温めたいときには、耐熱容器に水を入れて、食材の隣に置きましょう。

いろんな裏ワザが存在する電子レンジですが、特徴を理解し、あたための効率を上げるのは時短テクの基本中の基本かもしれませんね。