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今やパスタはラーメンと同じくらい日本の一般的な家庭料理になりましたね。お子様がいるなら柔らかめに茹でてクリームやケチャップで、本格パスタがお好みならアルデンテでオリーブオイルやチーズ、トマトと合わせて…など誰でも家で手軽に楽しめる主食です。

筆者もパスタが大好きで家に常備していないと気が済まない。いろんな種類のパスタ、安いときのまとめ買いなどの保存が多いのですが、ある時使いかけのパスタの袋を輪ゴムで留めていたら、中の乾麺がカビていたことがありました。

あまりの衝撃に保存方法を試行錯誤。手間もスペースもかけたくないし…とアレコレ試した経緯を持っています。オシャレな蓋つきガラス瓶もいいけれど、もっと手軽な省スペース保存法ちゃんとあるんです。

パスタにまつわるライフハック、今回は保存方法をメインに狭いキッチンでもおいしく茹でられる裏ワザと合わせてご紹介しますね。

まずは乾麺の保存方法。

湿気を嫌うパスタを長期保存するには、やっぱり密封しか方法はありません。ガラス瓶より手軽でしっかり密封できるのが、ポテトチップスの空き容器なんです。紙製の丸い筒にプラスチックのフタがついているアレ。

もともと湿気りやすいポテトチップスのために作られた容器ですから効果は十分。汚れたり変形したりしたら、ポテトチップスをまた買えばいいという手軽さもおススメです。

さらに、保存容器から目分量で1人前を取り出すのはなかなか難しいですよね。近頃は素麺のように一人分の量をまとめられたパスタも売っていますが、保存ができてパスタの分量も計れるとっておきの容器が、1.5Lのペットボトル。

大きさ的に2.0Lでは少々邪魔になりますから、1.5Lがちょうどいいサイズ。詰め替えは多少面倒かもしれませんが、取り出すときは容器を逆さまにしてペットボトルの口から出せる量がちょうど1人前のパスタになるから簡単です。

身近なものを使ってパスタを保存する方法でした。とはいえ今現在、筆者はやっぱり袋に輪ゴムで落ち着いています。保存する日数をできるだけ少なくするように、袋を開けたら早く食べちゃえばいいやって考えにシフトしてます(笑)

次に、茹で方のひと工夫のご紹介です。

どのパスタの説明書きを見ても、大きい深型の鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩をひとつまみ入れたらパラパラとくっつかないように鍋に投入。これが正しい茹で方のようですね。

でも大きい鍋を用意できない一人暮らしや狭いキッチンだったらどうしましょう?

小さい鍋や火力の弱いコンロだと、どうしても茹で方にムラができたりパスタ同士がくっついてしまうことが多かったので、パスタを半分に折ってみたり、フライパンで茹でたり…と筆者もいろいろ工夫していました。

できればたっぷりのお湯で茹でたいけど鍋が小さい、スペースがない!そんな時はパスタの投入の仕方にひと工夫します。

両手でパスタを握ったらタオルを絞る要領で手首をひねり、そのままパスタを離してみてください。するとパスタはキレイな放射状に広がって鍋に入ります。小さい鍋の時は放っておくと鍋からはみ出たパスタが焦げてしまったり茹でムラができるので、すぐに手や菜箸で鍋の中に沈めてあげるのがポイントです。

パスタを家で上手に保存し、茹でるためのライフハックをご紹介しました。

明るいキッチン、木製の棚には何種類ものパスタが入れられた蓋つきガラス瓶が並んでいる…ちょっと前ならパスタの保存はこんなオシャレなイメージでした。ウチは狭くて貧乏だし全然オシャレじゃない!そんな風に嘆かなくても大丈夫ですよ。工夫と考え方次第で誰でもオリジナルアレンジができるんですから!