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アナタのキッチンには、どのくらいの掃除用品がありますか?スポンジ、フキン、食器用・油汚れ用など用途ごとの洗剤…置くスペースに困るほど大量の掃除用品を常備している人もいるかもしれませんね。

筆者がこのブログでいつもお伝えしている、時短キッチン。中でもキッチンの掃除は「汚れを溜める前に掃除する」というコンセプトでさまざまな時短テクをご紹介しています。

掃除用品をたくさん揃えているという人に限って、汚れが溜まってから大掃除をするために必要なものばかり集めていることが多い気がします。それでは大がかりすぎて憂鬱。キッチンに立つのが嫌になります。

気づいたときにサッと掃除ができること。これが時短キッチンには必要不可欠。今回は、普段の掃除はこれだけ揃えておけばOKな清掃用品を5つご紹介します。何よりも汚れを溜めない、という観点で毎日使いこなすものなので、安価で手軽に揃えられるものばかりですよ。

【メラミンスポンジ】

洗剤を使わずに水だけで汚れが落ちるという謳い文句のスポンジですね。自由に切ったり、小さくカットされていたりとさまざまですが、値段がお手頃なので使い捨てでも気が引けずバンバン使えるのが魅力です。

メラミンは硬い物質です。研磨作用を利用して汚れを落とすものです。基本的には傷がついても大丈夫な場所の汚れ落としに使いましょう。ガスレンジやシンク、換気扇などの落ちにくい汚れも水だけで簡単に落ちますから、2度拭きもいらず毎日のお手入れにぴったり。

急須のちょっとした茶渋や鍋底の焦げなども、軽い汚れものなら水をつけてこするだけでもう十分。頑固な汚れに発展する前にちゃちゃっと磨いておくのがおススメです。

【歯ブラシと歯磨き粉】

清掃用品とは言えないかもしれませんね(笑)でも細かいところの汚れや、蛇口やシンクなどの水垢や洗剤カスには、歯磨き粉をつけた使い古しの歯ブラシがぴったりなんです。

研磨剤が含まれた歯磨き粉はクレンザーの代わりになります。歯磨き粉ならたとえ口に入っても安心ですし、スポンジの届かない細かい部分もお手の物。直接手で触りたくない排水溝のヌメリ落としやゴミ受けの目詰まりにも使えてものすごく便利なんですよ。

【泡スプレー式のキッチンハイター】

黄ばみ黒ずみ茶渋…放っておくとつけ置きでも取れないシミ汚れや雑菌には、吹きかけるだけでOKのスプレータイプのハイターが一番手軽で便利です。まな板、排水溝、三角コーナーなどに毎日吹きかけておけば、雑菌の繁殖もシミも両方ゲキタイできますね。

【重曹】

食用にも使えるものだから、素手で扱っても安心な重曹。重曹の汚れ落とし効果はすでにブログで紹介済みですが、粉のままでも、水に溶かしてスプレーとして常備してもいいですね。

これ1つで洗剤要らずといっても過言ではないほど万能な汚れ落とし。マストアイテムですよ。

【キッチンペーパー】

使い捨てのフキンとして、水分や汚れをサッと拭きとれるキッチンペーパーは、もともとは調理用品かもしれませんがもはや立派な清掃用品です。

拭き掃除に使う以外にも、ちょっと頑固な汚れに、汚れの質に合わせた洗剤や漂白剤などを染み込ませてパックのように使うと、汚れに洗剤が染み込んでカンタンに落とすことができます。

以上、揃えておきたい清掃用品5つをご紹介しました。どれもこれも手軽に揃えられて、手軽に使えて、簡単に汚れが落とせるものばかり。5つの合わせ技でたいていの汚れは対処できるはずです。

何度も申し上げますが、溜める前に汚れを落とすことが時短キッチンの原則。必要最低限のグッズで、必要最低限の手間で済むような日々のお手入れを心がけたいものです。