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アナタのキッチンにしまわれている調理器具は、有効に使われていますか?思い返せば最後に使ったのはいつだっけ?となるようなホコリをかぶった大物調理家電が棚の奥に眠っている人も少なくないはず。

なぜ、あんなに気に入って購入したのに使われなくなるのでしょうか?ポイントは2つ。手入れのしにくさと収納場所なんです。洗うのが面倒なものは使う気にもなれないし、高い棚の奥にしかしまえなかったらわざわざ出さなくてもいっか…となってしまうからです。

今回は、そんなお蔵入りになりがちなキッチンツールの失敗ポイントをご紹介します。これをクリアできれば一転、使える調理器具に大変身も夢ではありません。

【ミキサー・フードプロセッサー類】

これが棚の奥に眠っているという方は、ひと昔前に「大は小を兼ねる」と勢いで大型の商品を購入して、狭いキッチンに収納場所を確保できずに手の届かない場所に放置されているケースがほとんど。

毎朝の野菜ジュースやスムージーに憧れてみたものの、やっぱり朝起きられないとか、洗いにくいフードプロセッサーを使うくらいなら包丁で刻んでしまえ!とか。思い当たりませんか?

すでにお手持ちの場合は、ひとまず収納場所を変えてみましょう。手が届く位置、目に見える場所に配置換えをする。これだけでも十分使われる頻度が変わってきます。また休みの日など比較的時間があるときに、この調理器具を使った献立は何があるだろう?と調理器具ありきの料理を考えてみるのもおススメ。

せっかく持っているのだから、ぜひとも活用できる方向で考えてあげないと、買った当時のアナタの気持ちがかわいそうです!

【圧力鍋】

これも大型商品に分類されますね。重い、蒸気が怖い、大きすぎるなどの理由で奥の方に追いやられてしまう存在に成り下がってしまうんです。お蔵入り復活のポイントは別売りのフタがあるかどうか、です。

圧力鍋でも鍋は鍋。圧力をかけるためのフタを通常のガラス蓋などにチェンジできれば、一気に普段使いができるようになります。圧力鍋のメーカーを調べ、ぴったりのフタを探してみることをまずおススメします。

また、ミキサー類と同じで「圧力鍋ありき」のレシピを検討するのがいいですね。使おうと思えばカレーだって豚汁だって、いつもの料理も圧力鍋で作った方が断然美味しくて早くできあがるんですから。

手の込んだ煮物や煮込み料理をしなければならないという気負いが圧力鍋を遠ざける原因です。何より時短ツールですから普段の料理でまず使ってみてはいかがでしょうか?

【たこ焼き器・ワッフルメーカー類】

これは用途が限定されるという思い込みでお蔵入りになりがちな調理器具です。たこ焼き器ならたこ焼きだけ、ワッフルメーカーならワッフルだけと考えてしまうと、確かに使う頻度は下がりますよね。

たこ焼き器は、その形状を利用してアヒージョを楽しむことができます。オリーブオイルとニンニクをたこ焼き器にセットし、エビなどの海鮮やキノコ、じゃがいもなどお好みの具材を入れて熱を加えれば完成です。

たこ焼きと同じように大勢で楽しむのもよし。大きさ的には一人暮らしでもちょっと贅沢なディナーになって楽しめますよね。

ワッフルメーカーはお餅、潰したご飯などを焼いてみると、ちょっとしたおつまみにもぴったりなカリカリ感が楽しめます。またお好み焼きの生地を流し込んで、お好みワッフルを作ると面白いです。いつもと違う食感のお好み焼きが味わえます。

いかがでしたか?お蔵入りキッチンツールの失敗ポイントは全て「これを使ってやる」という気持ち次第で挽回できます。アナタも今すぐ棚から引っ張り出して是非活用してくださいね。