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時短キッチンの基本的な考え方には、よく使うものをすぐ使える定位置に、見やすいように整理して収納することが含まれます。整理整頓や収納は効率よく調理したり作業したりするのに必須だからです。

使いやすそうだから、あれば便利そうだからなどの理由でアイテムがどんどん増えやすいキッチンだからこそ、たまには思い切って捨てることも大切。半年に一度、いや年に一度でも構いません。一度キッチンにあるすべてのものを総ざらいしてみませんか?

今回はキッチンの断斜離決行術を5つのポイントに分けて解説したいと思います。

【食器】

前に大勢の人が集まってパーティをやったっけ?あわてて食器を買い足したんだよな…といった具合に、普段は使わない食器で溢れ返っていることはありませんか?もしくは奥に追いやられて存在すら忘れられた食器さえあるかもしれません。

思い切って誰かに譲る、または処分を考えてみましょう。どうしても…という場合はキッチン以外の場所に収納してみてはいかがでしょうか。家族の人数に合わせて、使う頻度の高い食器、たまに使う食器、あまり使われない食器と分類し直し、それぞれに適した収納場所に変更するんです。

食器の持ちすぎは整理整頓の敵です。アナタに必要な量をしっかり把握して、お気に入りのものや頻度の高くない食器は別の場所に保管するなどスッキリさせるのがポイントですね。

【調理器具】

大がかりなものから始めましょう。鍋・フライパン・調理家電などで使われていないものがあるのなら、やはり思い切って処分も検討します。その他にもスライサーやハンドミキサーなど小さな調理器具もあまり使われていないならそれはアナタにとっては便利グッズではなかったということ。手放してもいいのでは?

菜箸やターナー、お玉類、カトラリーなども持ちすぎていませんか?古くなったものは買い替える、1つにまとめるなど厳選されたものを使うようにしてみるとしっかり整理できますね。

【調味料や食材】

冷蔵庫の中身もそうですが、調味料やストック品なども「使い切る」のが時短キッチンのコツです。期限切れのものや、いわゆる「一発屋」の食材などが無造作にしまわれているなら思い切って廃棄してしまいましょう。

調味料などはいただきものでかさばることもありますね?期限が迫る前に、使いそうな人に譲ってあげるのもおススメです。たとえアナタじゃなくても誰かが使い切ってくれるなら贈り手も本望ではないでしょうか?

【冷凍庫】

冷蔵庫と違い、ちょっとくらい長く保存してても問題ないし…となりがちなのが冷凍庫。普段から中身を把握するのはもちろんですが、どうしても溜まりがちなタイプの方にはここらで一度きれいさっぱり空にしてみるのをおススメします。

昨日までに使われていないものは、これから先に使う可能性も低いものかもしれません。だったらいつ使うの?今日でしょ!(笑)

【楊枝や竹串・バレンなど小物類】

既に持っているのを忘れて買い足してしまうことの多い、キッチン小物類。これは収納場所が悪くて在庫を把握できていないのが原因です。一度すべてのものをひっぱり出して、数を確認しましょう。あまりにも同じものを持ちすぎていたり、使われていないような小物類があれば、一気に処分です。もったいないは禁物!

来客用にいつか使うかもと溜め込んだコンビニでもらえる割り箸やスプーン類などが溜まっているようなら、それはアナタの家では使わないものと認定し、今後はもらってこないようにするのも一つの方法ですね。

キッチンの断斜離をすると整理整頓がはかどります。すっきりした気持ちになれるのでぜひ勇気を出して挑戦してみてください!